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映画で移民史

ニューヨークに於ける黒人とイタリア系の関係をメルマガに書いた。ただただ書くと歴史の教科書みたいになってつまらないので、映画を引用して書いてみた。

「ゴッドファーザー」シリーズ、「ブロンクス物語」「ジャングル・フィーバー」をこの順番に観ると、1902年から1991年までのイタリア移民、イタリア系ニューヨーカーのことがかなりよく分かると思うのだ。

数日前にイタリア系のギャング・ワナビー小僧が黒人青年をバットで殴る事件が起きた。この小僧(というには随分とふてぶてしい顔つきで、そもそも本当にタチの悪い奴だ。)も含め、イタリア系が昔から黒人を嫌うには、イタリア移民の歴史が関係している。(と、私は思う。)

*ワナビー:何かに憧れて、それに成りたがっている人間

小僧の肩を持っていると思われては困る。小僧は20年くらいジェイルに入れるべきだ。けれどイタリア系はイタリア系で苦労してきた経緯があり、自分の祖先の時代のことなど知る由もない小僧の行動にも、その歴史が影響しているのだ。(と、私は思う。)

そんなことでニューヨークのイタリア系の歴史をひも解いてみたわけですが、結構長い文章なので、ここには転載しません。こちらで読んでみてください。

明日というか、もう今日だけれど、独立記念日。アメリカではもっとも盛大に祝う祝日のひとつです。ではでは。

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by nybct | 2005-07-04 17:29 | 黒人問題


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