ミラ! メキシコからの手紙だよ!

ここに一昨日に書いた、びっくりしたなぁ、もう!なメキシコの記念切手について、メキシコ在住の友人が解説してくれました。以下に友人からのメールを貼り付けます。話が見えない人は、一昨日の文を先に読んでください。
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メキシコでは、この手の意識がまだまだ低いんだと思います。このピングン事件については、夫(メキシコ人)でさえ「何があかんの?」って素で聞いてきたくらいなので。一応説明してみましたが、そういう意識が浸透していないから納得できていない感じでしたし。

いろんな国からの移民が混じってる国なのに、なぜなのかなあ。黒人系に関しては、たしかメキシコは彼らを奴隷として連れてきた歴史がほとんどなかった(ごく一部の州だけ例外だったような)はずなので、アメリカに比べて意識が低いのはそのせいかな?

あと貧富の差や社会階級意識が依然として強いので、あまり混じり合わないで、似たもの同士で狭いコミュニティを維持してるっていうのもあるかも。だから自分の回りの常識が世界の常識になっちゃてる人も多いのではないかなあ。ちゃんと勉強したり調べたりしてないので全然あてになりませんが・・・

アカプルコに行った時に「オリエンタル・タコス」っていう名前のタコス・チェーン店があったんですが、そのキャラクターがまた凄くて細いつり目に出っ歯というアジア系の顔が看板にでかでかと。夫に「これOKなの??」って聞いたのですが、やっぱり「なんで?」っていう反応でした。こんなのが巷にあふれてますから、そりゃ感覚も麻痺するでしょう。

あと、これまでに何回も、初めて紹介してもらったメキシコ人やタクシーの運転手から「なんでアジア人はそんなに細くてつり目なの?米ばっか食べてるから、目が米の形になってんじゃないの?ははは〜」「メキシコ人と日本人のハーフの子供はやっぱりつり目で出っ歯なの?」「日本の犬もやっぱりつり目で出っ歯?」「今度、犬料理の仕方を教えてよ」・・・こんなご挨拶されました。

悪意があって言ってるんじゃなくて、笑いをとって仲良くしようとしてるのがよく分かるし、説明したところで無理って分かってるので私はいつも愛想笑いするだけなんですが。。

こちらでは愛称として「ゴルディータ(おデブちゃん)」「チャパリータ(おチビちゃん)」「ビエヒータ(老け老けちゃん)」などをよく使うんですよ。慣用的な愛情表現なので、全然太ってない人を「おデブちゃん」と呼んだり、若くても「老け老け野郎」って呼んだりするんですが、こんなこともあって、身体的特徴をネタにすることに抵抗が少ないのではないかなと思ったりも。

(今回の記念切手騒動に対するメキシコ人の反応は)フォックスの発言「こんなに愛されてるキャラクターなんだよ」これにつきるって感じです。悪意があってやってる訳じゃないんだから、なにがいけないの?と。

あと今回の件は、「アメリカうざー。おまえは世界警察かよ」っていう反発も一役買ってるものと・・・
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以上、メキシコ在住の友人からのメールでした。本人は「個人的な感想にすぎないので、誤解してる点もあるかもしれない」と言っていますが、貴重な情報がてんこ盛り。

個人的には『つり目で出っ歯の日本犬』が大ウケ。秋田犬とか、土佐犬とか、柴犬とかがみんなつり目で出っ歯だったら……と想像してひとり楽しみました。メキシコの友よ、どうもありがとー。

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by nybct | 2005-07-06 11:56


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