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もし私がアラブ系だったら、こんな顔。

東京周辺での地震、震度5はかなり怖かったことと思います。みなさん、大丈夫でしたか? 死者がでなかったのは幸運もあるだろうけれど、やはり建物の堅牢さが理由? こちらでは報道が少ないのでアマチュアの推測なのですが。

さて、この週末。子どもたちを映画に連れていくのは止めて、以前から行ってみたかった「ニューヨーク・ホール・オブ・サイエンス」へ。科学のいろいろな実験展示があって、でもただ見るだけではなく、子どもが身体を使って遊べるようにできている科学館。

嗅覚のしくみ、光、DNA(違った遺伝子を持つ2種類のショウジョウバエが容器に入っていた。懐かしい)、音の共鳴、スポーツ……なかなか面白いのである、どれも。

大人でもかなり楽しめるのが、他人種に変身する実験。自分の顔をスキャンして「黒人」「白人」「ヒスパニック」「アジア系」「インディアン」「中近東」のスイッチを押すと、モニター上に自分の顔の黒人バージョン、アラブ系バージョン……が映し出されるのだ。

へー、もし私がラティーノだったらこんな顔になるのかぁ、なるほどね、と、割りと納得の結果。黒人バージョンは、黒人というより色黒な南米インディアンみたいな顔になった。白人はもっとも地顔に近く、それでもちゃんと白人っぽい顔で意外な結果。

スキャン作業を手伝ってくれたスタッフに、どんなプログラムなのか訊いてみたけれど、いかにも大学生のバイトな彼女はテキパキとスイッチを押しながら「さぁ、知らないわ」と言ってのけた。

スキャン後に目、鼻、口の幅を測るので、思うに、データベースに何種類もストックしてある写真の中から近似値なものを探してくるんじゃないかなぁ。だって8歳のアンソニーと夫のラティーノバージョン、インディアンバージョンがほとんど同じ顔だったように思う。どちらも20代くらいの顔だったし。

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この科学館はクイーンズ区のフラッシングという地区にほど近いところにある。フラッシングは一大アジア系コミュニティがあるところ。だから科学館に来ていた親子連れにも韓国系が多かった。ラティーノやインド系も。もちろん黒人・白人もいたし、なかなかいい感じでミックスしていた。

韓国系の子どもたちは親や兄弟姉妹とは韓国語で話し、他の子どもと話す時(そのサーフィンゲーム、あなたの次に遊んでいい?、とか)は完ぺきな英語(うらやましい。) うちの親戚の子どもともインターネット腕相撲で対戦していた。

館内クーラー効き過ぎを除けば、なかなか楽しい一日だった。


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by nybct | 2005-07-25 15:02 | エスニックカルチャー


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